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富山の旅と歴史
富山の旅         南砺市

善徳寺
ぜんとくじ
富山県南砺市城端405
Tel 0763-62-0026


 善徳寺は城端(じょうはな)別院善徳寺と呼ばれ、真言宗大谷派の大刹で別格別院です。山号を廓龍山と号し、開基は本願寺第8代蓮如上人です。
 蓮如上人は文明3年(1471)加賀で開基し、城ヶ鼻城主荒木大膳の招請を得て、永禄2年(1559)に城ヶ鼻に移転したといわれています。
 境内には龍の彫刻を施した山門や鐘楼などが立ち並んでいます。本尊の阿弥陀如来像は行基の作といわれています。
 山門・本堂・太鼓楼・鐘楼の4つが県の文化財に指定されています。
 善徳寺は天正13年(1585)に豊臣秀吉と講和するまで、瑞泉寺、勝興寺とともに越中の一向一揆の拠点寺院だったのです。
 一向一揆の中心寺院でしたが、善徳寺の伽藍は戦国時代の戦災を受けないで現在まで残存しているのです。
 本堂などは建替えられたそうですが昔の通りの場所に位置に再建されているとのことです。「南無阿弥陀仏」と書かれた額は蓮如が揮毫したものだそうです。
 宝物館には親鸞自筆の古文書や加賀藩前田家より拝領の宝物などが展示されています。
 善徳寺では、古文書など、1万点以上の宝物を所有しているそうです。7月22日から1週間の間、虫干法会と呼ばれる会があります。虫干しをかねて、蓮如ゆかりの品々や前田家から寄進された寺宝が一般に公開されのです。
 境内には蓮如上人腰掛けの石があります。この石は廃村になった中河内道場にあった安産石と呼ばれていた石です。村の肝煎の娘が難産で苦しんでいた時、この石に掛けさせたところ安産したといわれています。
蓮如上人腰掛けの石
 常盤の松と呼ばれている松があります。学業疎開地だったことを記念して昭和51年(1976)に石碑が建てられました。
 蓮如上人は本願寺第8代法主で真宗中興の祖といわれています。比叡山を追われて以後、この付近で真言布教を行ないました。
常盤の松


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