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富山の旅と歴史
富山の旅           高岡市

越中国分寺跡
えっちゅうこくぶんじあと
富山県高岡市伏木一宮1−1−44
(富山県指定史跡)


 越中国分寺跡にある薬師堂は高野山真言宗のお寺で、気多神社の南東500mほどの所にあります。聖武天皇の勅命により全国の各国に一寺づつ建立された国分寺の後継です。現在小さな薬師堂が建つ約200平方mが富山県の史跡に指定されています。
 昭和11年(1936)の発掘調査で奈良時代後期の単弁蓮花文系軒丸瓦と唐草文系軒平瓦などの古代瓦が発見されました。昭和14年(1939)の調査では、境内に残る土壇から3m間隔で磁北に合う6か所の根石群が発見されました。須恵器、土師器、瓦器、灰釉陶器、ふいご、鉄片なども出土しています。
 薬師堂は気多神社の別当寺の慶高寺の末寺で、神仏分離令で慶高寺が廃寺になった際、気多神社の本地仏で慶高寺の本尊だった木造文殊菩薩坐像が移されています。南北朝時代に桧で造られた寄木造りで、富山県の重要文化財に指定されています。


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