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富山の旅と歴史
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筏井家住宅
いかだいけじゅうたく
富山県高岡市木舟町17


 筏井家は高岡市街の中心部である山町筋の通りに面し、代々、糸などの卸商を営んで財を築きました。筏井家住宅は明治33年(1900)の高岡大火で罹災し、明治36年(1903)に建てられた建物です。
 主屋は道路に接して西面し、両隣家との境に煉瓦積みの防火壁を設けています。北側の防火壁に沿って主屋と土蔵を結ぶ通り土間が設けられ、南側の防火壁に沿って主屋と客用便所を結ぶ土庇が設けられています。

筏井家住宅主屋(富山県指定文化財)
 筏井家の主屋は間口6間半、奥行7間半の2階建ての土蔵造りの町屋です。切妻造り、桟瓦葺き、平入で外観は黒漆喰仕上げにしています。2階の開口部は土戸の観音扉にするなど防火に対しての工夫が見られます。主屋は平成10年(1998)に富山県の有形文化財に指定されています。
筏井家住宅
 屋内の間取りは通り土間形式で、道路側にミセノマ、ミセザシキ、中間部にチャノマ、ザシキ、ブツマ、奥にはヒカエノマ、チャシツ、トコノマが並び、裏庭境に土庇を付けています。2階は道路側にモノオキ、奥には縁側のついたザシキが並んでいます。
筏井家住宅


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