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富山の旅と歴史
富山の旅           高岡市

射水神社
いみずじんじゃ
富山県高岡市古城1ー1 (古城公園内)
Tel 0766-22-3104


 射水神社は越中総鎮守として二上山に祀られていた古社で、延喜式では名神大社に列し、越中式内34社の首位に置かれていました。二上山自体を神とし、その麓に鎮座していましたが養老元年(717)、元正天皇の勅願により行基が養老寺を開山し、射水神社の別当にしました。
 祭神の二上神を二上権現として祀り、神仏混合の大社として繁栄しました。越中では高瀬神社と同階で最高位になり、越中国一宮でもあります。ただ越中一宮と主張する神社は射水神社のほか気多神社、高瀬神社、雄山神社などがあります
 承平年間(931-938)に兵火にかかり社殿、社宝など灰燼に帰しました。天暦年間(947-957)に空也が再建し、社殿も整備されましたが、天正年間(1573-1592)に度々兵火に見舞われ宿坊三ヶ寺を残すだけとなったそうです。
 前田利家が領主となると社殿は修築され、二上山一山を社地として寄進されました。その後も歴代前田家から崇敬され庇護されました。神仏分離令により仏式が廃され、明治8年(1875)に現在地に遷座しました。明治33年(1900)の高岡市の大火で類焼しましたが2年後に再建されています。

射水神社社殿
 射水神社の社殿は明治33年(1900)の高岡大火の時に類焼して焼失しました。2年後の明治35年(1902)に再建されています。拝殿は木造平屋建て、間口3間、奥行2間、切妻造り、平入、銅板葺です。本殿は神明造り、銅板葺きです。
射水神社社殿

射水神社紅梅
 射水神社の紅梅は明治8年(1875)に現在地の高岡城本丸跡に遷座したことを祝い、白銀町の篤志により奉納された紅梅です。樹齢約400年の年月を重ね、今なお幹から直接に花をつけています。
射水神社紅梅


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