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富山の旅と歴史
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菅野家住宅
すがのけじゅうたく
富山県高岡市木舟町36−1


 菅野家は高岡の政財界の中心的な存在として活躍してきた名家です。明治時代初頭、菅野家5代伝右衛門は北海道との通商で巨万の富を築きました。明治22年(1889)には高岡銀行を設立し、36年(1903)には高岡電燈を創立しています。
 高岡紡績なども起業し、高岡の近代化に貢献する一方、政界にも進出し、高岡政財界の中心的な存在として活躍しました。菅野家住宅主屋は明治33年(1900)の高岡大火直後に、当時のお金で約10万円の巨費を投じて建てられました。2階建の土蔵も同じ時に建てられています。

菅野家住宅主屋(国指定重要文化財)
 菅野家住宅の主屋は間口12.7m、奥行13.6mの土蔵造り、2階建てで、切妻造り、平入り、桟瓦葺きの町屋建築です。外観は黒漆喰仕上げで、両脇には釉薬をかけた煉瓦造りの袖壁があり、2階の窓には観音開きの土扉を備えています。
菅野家住宅
 山町筋は北陸道に沿って形成され、商業の中心地として栄えました。現在この地区は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。東西600m、南北90mで、菅野家住宅は当時の高岡町屋の典型で中心的な建物です。平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されました。
菅野家住宅


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