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富山の旅と歴史
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高岡大仏
たかおかだいぶつ
富山県高岡市大手町11-29
Tel 0766-23-9156
高岡市指定有形文化財


 高岡大仏は高さ15.85mで、小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つです。また一説には天平勝宝4年(752)に造られた高さ18.08mの奈良大仏、寛元4年(1246)に造られた高さ13.35m(台座を含む)の鎌倉大仏と並んで日本三大仏に数えられています。「銅器のまち」高岡のシンボルです。
 承久3年(1221)に源義勝によって約4.8mの木造大仏が二上山の麓に建立されたのが最初です。慶長14年(1609)前田利長によって高岡が開町し、大仏は城下に移転されました。その後に焼失しましたが延享2年(1745)に極楽寺の等誉上人が、高さ約9.7mの金色の木造大仏を造りました。
 その後文政4年(1821)にその大仏も焼失し、天保12年(1841)に再建されましたが、明治33年(1900)の高岡大火で再び焼失してしまいました。明治40年(1907)松木宗左衛門が発願し、荻布宗四郎などの協力を得、高岡銅器の職人の努力の末、昭和7年(1932)現在の大仏が完成し、翌年開眼式が盛大に行われました。
 高岡大仏の「円光背」には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が頂点に配されています。高岡大仏が鎮座する台座の内部は回廊となっていて、壁面には地獄絵などの仏画や、高岡大火で類焼した大仏の焼け残りとされるご尊顔が安置されています。

時鐘(高岡市指定文化財)
 寺島蔵人奉行は時を告げる時鐘製作に奔走し、文化元年(1804)に初代大鐘を造りました。しかし不具合があり金屋町出身の鍋谷仁左衛門が改鋳を願い出て浄財を集め文化3年(1806)に完成させました。大火など経て大仏寺に寄付され寺宝となっています。
時鐘


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