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富山の旅と歴史
富山の旅           砺波市

万福寺
まんぷくじ
富山県砺波市苗加781
Tel 0763-32-2717


 万福寺は浄土真宗東本願寺派のお寺です。「寺院明細帳」によると平安時代後期の嘉応2年(1170)に開かれ、室町時代初期の延文5年(1360)に現在地に移ったとされています。また貞享2年(1685)に書かれた「寺社由緒書」には、室町時代の明応3年(1494)に開かれたと記されているそうです。
 風情ある万福寺の入口には立派な山門が建っています。享和元年(1801)に善徳寺から譲られたものでした、善徳寺ではその前年に楼閣の新しい山門が建立されていました。善徳寺境内は戦国時代は荒木館、城ヶ鼻城とも呼ばれた城端城(じょうはなじょう)だったようで、山門は大手門だったのです。

万福寺山門(富山県指定文化財)
 万福寺の山門は県内に残っている城の門としては最も古い遺構です。切妻造り、本瓦葺き、2間一戸、薬医門形式、潜戸付きです。妻飾りなども室町時代から桃山時代の作風も見られる貴重なもので昭和40年(1965)に富山県の有形文化財に指定されています。
万福寺山門
 万福寺の山門は昭和29年(1954)に台風によで倒壊しました。翌年復元されましたが、その時発見された墨書から貞享5年(1688)の建立であることと、「城主荒木六兵衛大手之門」ともあり、大手門のあった場所に新たに建立されたか、大手門の部材を用いて再建したものと推察されます。
万福寺山門

万福寺本堂
 万福寺の本堂は木造平屋建て、入母屋造り、桟瓦葺き、平入です。間口6間、正面に1間の向拝が付けられています。外壁は真壁造り白漆喰仕上げです。本尊の阿弥陀如来が祀られています。
万福寺本堂


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