あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
富山の旅と歴史
富山の旅           砺波市

砺波チューリップ公園
となみちゅーりっぷこうえん
富山県砺波市花園町1−32
Tel 0763-33-7716


 砺波チューリップ公園は富山県の県花、砺波市の市花であるチューリップを中心に四季折々の花を楽しみながら散策できる都市公園(総合公園)です。300万本のチューリップや、コキア、パンジーなどが咲き乱れます。
 チューリップ公園のシンボルのチューリップタワーを中心に公園内外には日本最大級の五連陽水水車やチューリップ四季彩館、砺波市美術館、砺波市指定有形文化財の砺波郷土資料館(旧中越銀行本店)や、旧中島家住宅、SL中越弁慶号などがあります。

旧中越銀行本店(砺波市指定文化財)
 旧中越銀行本店は砺波郷土資料館になっています。中越銀行は砺波地方の地主層の発起で明治27年(1894)に設立されています。この旧本店は明治42年(1909)に建てられたもので、昭和57年(1982)に砺波市の有形文化財に指定されています。中越銀行は昭和18年(1943)に統合して北陸銀行になっています。
旧中越銀行本店
 旧中越銀行本店は洋風を取り入れた土蔵造り2階建て、入母屋造り、妻入り、銅瓦棒葺き(元は本瓦葺き)で、三方に下屋をおろし、後方にT字型に入母屋根を組合わせています。間口9間(16.36m)で、奥行は10間(18.79m)あります。内部は吹抜けの営業室を中心に、三方をロビーで囲み、化粧材はすべて欅を用いて、全体をコリント様式の彫刻でまとめています。現在は、砺波郷土資料館として郷土の地理・歴史・民俗等について展示や調査、資料収集を行っています。
旧中越銀行本店

旧中嶋家住宅(砺波市指定文化財)
 旧中島家住宅は18世紀末に建てられています。間口10間(18..2m)、奥行3間半(6.3m)、寄棟造り、茅葺き、平入で、主屋の後ろに3間半(6.3m)、4間(7.3m)の「つの屋」を逆T字型に取り付けています。昭和51年(1976)に砺波市の有形文化財に指定されています。
旧中嶋家住宅
 中嶋家は代々江波村の肝煎(村長)を務めていた家柄で、旧中島家住宅は江波に建てられていました。昭和51年(1976)に砺波チューリップ公園内に移築保存されました。内部はオイ(広間)を中心に座敷、ネワ(土間)、茶の間、台所、ヘヤ(寝室)が配された砺波地方の典型的な農家です。
旧中嶋家住宅

五連陽水水車
 公園内には全国でも最大級の五連陽水水車が動いています。最も大きい水車は直径5.5m、幅1mで、外周の両側にある224個の柄杓で毎分6.4トンの水を汲み上げています。
五連陽水水車

チューリップタワー
 公園内のシンボルであるチューリップタワーは1970年大阪万博の太陽の塔に魅せられて建設されました。令和3年(2021)に高さは約26mの二代目タワーが完成しています。
チューリップタワー

中越弁慶号(砺波市指定文化財)
 中越弁慶号はイギリスのナスミス・ウィルソン株式会社の明治29年(1896)製の機関車です。明治30年(1897)から大正9年(1920)まで、中越鉄道では甲一形三号として登録され、客車、貨車の牽引に携わりました。昭和40年(1965)に砺波市の有形文化財に指定されています。
中越弁慶号


 富山県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送