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富山の旅と歴史
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旧森家住宅
(北前船廻船問屋森家)
きゅうもりけじゅうたく)
富山県富山市東岩瀬町108
Tel .076-437-8960


 旧森家住宅は、富山市北部の海岸に近い東岩瀬大町通りにあります。ここは神通川の川港を背に港町宿場町として発展したところで、北前船で栄えた古い町並みを残しているところです。森家は、代々四十物屋(あいものや)仙右衛門を世襲してきた船持ちの肥料問屋でした。
 旧森家住宅の主屋は明治6年(1873)の大火のあとの、明治11年(1878)に建てられたもので、北土蔵、南土蔵とあわせて3棟が平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されています。
 主屋は建築当時のたたずまいを残す東岩瀬回船問屋型町家の一つです。木造2階建、切妻造り、平入り、1、2階ともに正面屋根庇が大きく張り出し太い出桁で押えています。外壁は真壁造り、白漆喰仕上げ、開口部は細格子窓で2階の外壁両側には防火用の袖壁が備えられています。
 建物の間口が広く前庭を持つ三列四段型の完成された間取りになっています。玄関から裏の船着場まで通り庭(土間廊下)が通じています。母屋のオイには囲炉裏が切られ、吹抜けの梁・差物・帯戸の豪壮な構成が見事です。南北の土蔵には、見事な漆喰の鏝絵などが施されています。


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