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富山の旅と歴史
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安田城跡
やすだじょうせき
富山県富山市婦中町安田


 安田城は戦国時代末の平城で、東西約150m、南北約240m、約3万4千平方mあります。存城期間が短かったため改変がなく、当時の遺構がそのまま残っている全国的にも貴重な城跡で、古絵図「安田古城之図」とも一致しているため、昭和56年(1981)に国の史跡に指定されています。
 天正13年(1585)、羽柴(豊臣)秀吉が越中の佐々成政を攻めた際、秀吉の本陣となった白鳥城の支城といわれています。先鋒の前田家の武将岡嶋喜三郎一吉が城主として入り、同年、成政が降伏した後も、越中東部の新川郡が佐々領のまま残ったため、引き続きそのまま前田家の前線拠点として使用されました。
 慶長4年(1599)、前田利家死去により、利長は金沢へ帰還し、岡嶋一吉もそれに従いました。その後しばらく代官平野三郎左衛門が居城しましたが、慶長年間に廃城となったものと思われます。

安田城跡資料館
 安田城入口にある安田城跡資料館では、安田城を紹介する出土品の展示のほか、映像による史跡の解説、企画展示や歴史講座を開いています。2階の展望所から背後に立山連峰がある安田城を一望できます。
安田城跡資料館


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