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富山の旅と歴史
富山の旅           富山市

常楽寺
じょうらくじ
富山県富山市婦中町千里6522
Tel 076-469-5277


 法界山常楽寺は高野山真言宗のお寺です。大宝2年(702)、文武天皇の勅願により行基が開いたのが始まりと伝えられています。仁寿2年(852)に常楽寺の寺号を賜り、七堂伽藍が建ち並ぶ大寺だったそうです。
 戦国時代、上杉謙信や武田信玄が越中に侵攻し、堂宇は焼失し衰退しました。寛永年間(1624-1644)に立藩した富山藩から庇護され再興されました。大正15年(1926)に2体の観音像が国宝に指定され(現在は国指定重要文化財)、観音堂、本堂が再建されました。

常楽寺本堂
 常楽寺本堂は間口6間、奥行6間の木造平屋建て、宝形造り、桟瓦葺きです。正面に1間の向拝が付けられています。昭和59年(1984)に再建された建物です。内部の内陣には本尊である大日如来像が安置され、新西国観音三十三札所第25番札所、北陸三十三観音霊場第29番札所になっています。
常楽寺本堂

木造十一面観音立像(国重文)
 常楽寺本尊の木造十一面観音立像は藤原時代前期に刻まれたものです。像高185cmの杉の一木造りです。大正15年(1926)に国宝に指定され、現在は国の重要文化財に指定されています。
木造十一面観音立像

木造聖観音立像(国重文)
 木造聖観音立像は、もとは山田村の宿坊に安置されていたと伝えられています。像高185.8pで、栴壇の一木造りです。木造十一面観音立像よりも早い時期に造られたと思われます。力強く神秘的で、大正15年(1926)に国宝に指定され、現在は国の重要文化財に指定されています。
木造聖観音立像


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