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山梨の旅と歴史
山梨の旅      笛吹市

甲斐国一宮浅間神社
かいのくにいちのみやあさまじんじゃ
山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
Tel 0553-47-0900


 甲斐国一宮浅間神社は甲斐国の一ノ宮で、明治4年には国幣中社になっています。第11代垂仁天皇8年(bc90)の時に神山の麓、現在の浅間神社の摂社の山宮神社(国指定重要文化財)付近に鎮座したのが始まりとされています。
 貞観7年(865)に現在地に移されと伝えられ、のちに甲斐国の一ノ宮となりました。延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳で名神大社とされています。
 鎌倉時代以降武将の崇敬を受け、建久5年(1194)源頼朝が社殿を造営したことが「吾妻鏡」に記されています。戦国時代には武田氏の崇敬が厚く、信玄は天文19年(1550)後奈良天皇の宸筆「紺紙金泥般若心経」(国指定重要文化財)を奉納しています。
 信玄は永禄元年(1558)摂社で国の重要文化財に指定されている山宮神社(飛び地)の社殿を造営しています。信玄は社前で、「うつし植うる初瀬の花のしらゆふを、かけてそ祈る神のまにまに」と詠じ、太刀、社領を寄進したそうです。
 天正年間(1573-1592)には徳川家康が社領200貫文を寄進し、3代将軍徳川家光は朱印状234石を寄進しています。以後、歴代将軍はそれに習い社領を安堵しました。
 現在の社殿は江戸時代の。寛文から宝暦年間に造営されたもので、神門、神楽殿、神饌(しんせん)殿、拝殿、本殿、社務所などが並んでいます。

 浅間神社拝殿は東向きに建てられていて、桁行7間、梁間3間の一重入母屋造りで、正面中央1間に唐破風造の向拝が付き、屋根は檜皮葺の上に銅版をかぶせています。寛文12年(1672)に建てられたとみられています。江戸時代初期の貴重な建築として市の有形文化財に指定されています。
浅間神社拝殿

 浅間神社には県の天然記念物に指定されている夫婦梅があります。根周りが1m、地上80cmのところで4本の枝に分かれ、高さは7mほどです。古来祭神(木花開耶姫命)のご神徳による子授けの霊能ありと信じられ、大勢の人が参拝祈願しています。
浅間神社の夫婦梅


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