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山梨の旅と歴史
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天神社
てんじんしゃ
山梨県山梨市大工1563


 太良峠へ登る途中の山梨市の大工という部落に窪八幡神社の末社、天神社があります。天神社は康平7年(1064)、新羅三郎義光の創建とされ、窪八幡造営に関わった大工達により造営されたといわれています。この地は玉井荘大工郷といわれました。ここに大工が数多く住むようになり、地名として残されたようです。
 「甲斐国志」には「3月2日闘鶏・射的、9月9日流鏑馬、大宮司・祠官・社家・氏子等相会して祀る」と往時の盛事を記しています。現在は松や杉の大木に中に、本殿、拝殿、潔斎所の3棟がひっそりと建っているだけです。

 本殿は「甲斐国志」により、大永2年(1522)、武田信虎が大工土佐守に命じて再建したことがわかっています。一間社流造り、檜皮葺きの建物です。大正6年(1917)銅板葺きに変えられていましたが、昭和59年(1984)、檜皮葺きに復元されています。
天神社本殿
 背部の脇障子が江戸時代の改修により旧規を失っていますが、他は室町時代後期の姿をよく残し、清楚な形を今に伝えています。 全体の構成は窪八幡神社末社武内大神本殿と良く似ています。昭和28年(1953)国の重要文化財に指定されています。
天神社本殿


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