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兵庫の旅と歴史
兵庫の旅    川西市

多田神社
ただじんじゃ
兵庫県川西市多田院多田所町1−1
Tel 072-793-0001


 多田神社は源満仲(みつなか)、源頼光、源頼信、源頼義、源義家を祀っています。満仲は多田庄に本拠を構え多田源氏を称しました。天禄元年(970)天台宗の鷹尾山法華三昧寺多田院を創建しました。
 長徳3年(997)に満仲が亡くなり多田院に葬られ、廟墓が造られたことから一族郎党の信仰の中心になり、源氏を称する足利、徳川などからも崇敬されました。
 弘安4年(1281)、鎌倉幕府の祈願所となり、僧忍性の時に真言律宗に変わりました。建武元年(1334)、足利尊氏が寺領を寄進、延文3年(1358)には足利義詮(よしあきら)が尊氏の遺骨を多田院に納めました。
 それ以後足利歴代将軍はみな多田院に納骨するようになり繁栄しました。現在の社殿は、寛文年間に徳川4代将軍家綱が再建した建物です。それ以前は天正5年(1577)の有岡城の戦いの際、津田信澄の兵火により焼失し、荒廃していたそうです。
 明治になり、神仏習合が否定され、神道が仏教から分離の際に多田神社となりました。多田院の時に仁王門であった南大門には金剛力士像などがありましたが近くの満願寺に移されたそうです。
 16000坪ある境内は「多田院」として昭和26年(1951)に国の史跡に指定され、内廓外廓の二重の構造です。外廓南門に楼門があり、東西に高麗形の大門を構え、社務所、宝物殿、儀式殿、斎館などがあります。内廓には、御神廟、御本殿、拝殿、隨神門、神輿庫、神馬舎などがあります。
 宝物殿には、国の重要文化財の多田神社文書を始め、伏見天皇棟別銭宣旨、東山天皇正一位宣命、足利尊氏御教書、徳川綱吉書跡などの古文書や、甲冑、刀剣、書画など多数納められています。

 多田神社の東門は本瓦葺き、切妻造りの高麗門で、徳川4代将軍家綱により、江戸時代初期に建てられています。木柄が太く、主柱の架構が鳥居様式です。高麗門としては珍しく、控え柱上の屋根妻が正面に見えます。東門は昭和43年(1968)に兵庫県の有形文化財に指定されています。
多田神社東門

 多田神社の南門は本瓦葺き、切妻造りの高麗門で、東門、西門とともに昭和43年(1968)に兵庫県の有形文化財に指定されています。本瓦葺き、切妻造りの三間一戸八脚門で、延宝4年(1676)に多田院の仁王門として再建されました。両脇にあった仁王像は、明治4年(1871)の神仏分離の時、満願寺山門に移転され、安置されています。
多田神社南門

 多田神社の西門は本瓦葺き、切妻造りの高麗門で、昭和43年(1968)に兵庫県の有形文化財に指定されています。徳川4代将軍家綱により、江戸時代初期に建てられています。東門と同様に、木柄が太く、主柱の架構が鳥居様式です。高麗門としては珍しく、控え柱上の屋根妻が正面に見えます。
多田神社西門

 多田神社の随神門は寛文7年(1667)、本殿と同じ時に徳川4代将軍家綱により再建されました。本瓦葺き、切妻造りの三間一戸の八脚門で、本殿、拝殿を結ぶ中軸線上に建っています。両脇に築地塀がある三楝造りと呼ばれる伝統的な手法が用いられています。昭和41年(1966)に国の重要文化財に指定されています。
多田神社随神門

 多田神社の拝殿は寛文7年(1667)、本殿と同じ時に徳川4代将軍家綱により再建された建物です。間口7間、奥行3間、一重、正背面向拝3間、入母屋造り、檜皮葺きの大きな建物です。昭和41年(1966)に国の重要文化財に指定されています。
多田神社拝殿

 多田神社の本殿は間口5間、奥行3間、一重、向拝3間、入母屋造りの檜皮葺きです。寛文7年(1667)に徳川4代将軍家綱により再建されました。桃山時代の姿をそのまま継承した、素木の入母屋造りで、内部は内陣、中陣、外陣の3つに分かれています。昭和41年(1966)に国の重要文化財に指定されています。
多田神社本殿

 多田神社の六所宮は旧多田院の鎮守社として、また多田荘72ケ村の総社として鎌倉期に創建された神社です。唐破風付き、三間社流造り、檜皮葺きで、住吉、稲荷、伊勢(天照光大神)、賀茂、春日、熊野の神々を祀っています。室町後期に再建された建物で、昭和44年(1969)に兵庫県の重要文化財に指定されています。
多田神社六所宮

 多田神社の田尻稲荷神社は一間社流造りで全面に彩色が施してあります。旧多田荘の田尻より移築されています。
多田神社田尻稲荷神社

 多田神社の厳島神社は室町後期に再建された檜皮葺き、一間社流造りの建物で、市杵嶋姫命を祀っています。旧多田院では、「弁財天女」とも呼ばれ古くより厚い信仰を集めていました。昭和44年(1969)に兵庫県の重要文化財に指定されています。
多田神社厳島神社

 多田神社の唐椿(キャプテンロー)は寛文年間に旧多田院の檀家薩摩藩主島津家より贈られた椿で、現在国内最大のものです。中国雲南地方より南の亜熱帯地方を原産とする樹木で、4月上旬頃に大きな花をつけます。
多田神社唐椿


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