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兵庫の旅と歴史
兵庫の旅    神戸市北区

無動寺
むどうじ
兵庫県神戸市北区山田町福地新地100
Tel 078-581-0250


 若王山無動寺(むどうじ)は、高野山真言宗の古刹です。初め普救(ふく)寺とか福寺という名のお寺で、推古天皇の時代(593-628)に、聖徳太子が物部氏討伐の戦勝祈願したのが始まりだといわれています。
 本尊の大日如来坐像は高さが278cmあります。釈迦如来坐像は120cm、阿弥陀如来坐像は119cmで本尊の左右に安置されています。不動明王坐像、十一面観音立像の5体が国の重要文化財に指定されています。平安時代初期から中期の作とみられています。
 宝暦2年(1752)、真源和尚が荒廃した堂宇を再建し再興を果たしましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後の廃仏毀釈運動で廃寺に追い込まれました。廃寺後は末寺の蓮華院地蔵寺に移され、無動寺と改称しています。
 無動寺の境内の本堂西の高台に若王子神社があります。明治の初めまでは無動寺の鎮守社で、若王子権現と呼ばれていました。神仏分離令によって無動寺から分離しています。本殿は国の重要文化財に指定され、この一帯は神戸市の文化環境保存区域に指定されています。

 若王子神社本殿は三間社流造り、竪板葺きの小さな社殿です。棟札によると永仁5年(1297)橘長綱が建立したものを、応永15年(1408)に橘光綱が新営した建物です。室町中期の建築技法を知る上で貴重な社殿で大正3年(1914)に国の重要文化財に指定されています。
若王子神社本殿


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