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兵庫の旅と歴史
兵庫の旅    神戸市西区

如意寺
にょいじ(にょいでら)
兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
Tel 078-991-0009


 比金山(ひきんさん)如意寺は天台宗の古刹です。如意寺旧記によると、大化元年(645)、天竺(インド)から飛来したといわれる法道(ほうどう)仙人が地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源とされています。
 大化5年(649)、孝徳天皇の勅願寺と定められ、大規模な堂塔伽藍が建立され、仁寿元年(851)には円仁が文殊堂を建立しました。その後、荒廃し諸堂は荒れ果てましたが、正暦年間(990-995年)に安養尼願西(恵信僧都の姉)によって中興されたそうです。
 貞応2年(1223)には国役を免除され、至徳2年(1385)に三重塔が建立され、享徳2年(1453)頃には文殊堂が建てられました。最盛期には境内は東西16町、南北12町と広大で、塔頭は24坊もあったようです。
 天文8年(1539)、火災により本堂や諸堂が焼失しました。寛永13年(1406)、寛文12年(1672)に大改修されています。寛文7年(1667)に東叡山寛永寺の末寺となり、江戸時代においてもなお12坊院があり、朱印地43石余、年貢地80石余が認められていたそうです。
 本堂は老朽化により傾いたため第二次世界大戦後まもなく解体されました。現在は阿弥陀堂、三重塔、文殊堂が残っており、いずれも国の重要文化財に指定されています。

 如意寺の文殊堂は間口5間、奥行4間、単層、入母屋造りで本瓦葺きの建物です。傾斜地に建ち、前面を高床式としているのが特徴です。部材の墨書から享徳2年(1453)の建立と推定されています。内部には厨子があり聖僧文殊を安置しています。附指定の厨子を含め昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されています。
如意寺文殊堂

 如意寺の常行堂でもある阿弥陀堂は間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、とち葺き形銅板葺きの建物です。鎌倉時代の初期に建てられたと推察され、正面は全面蔀戸としています。天台宗の常行三昧(じょうぎょうざんまい)という重要な修行のための堂宇で、内部には本尊の阿弥陀如来を安置しています。
如意寺阿弥陀堂(常行堂)

 如意寺の三重塔は高さ21.33mの三間三重塔婆で、本瓦葺きです。相輪上部「竜池の銘の写し」に至徳2年(1385)建立と銘記されています。塔は礎石の上に立ち、高欄のない縁を廻らしています。中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも間斗束、軒は二軒繁垂木です。三層各階には、それぞれ大日・釈迦・多宝如来を安置して法華経と密教思想の融合を示しています。昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されています。
如意寺三重塔

 如意寺の山門は伽藍からはかなり離れた所に門だけがポツンと建っています。昔は広大な寺域であったことが伺えます。山門内には鎌倉時代の作とされる塑像の金剛力士(仁王)像の阿形・吽形2体が安置されていました。この塑像は兵庫県の文化財指定を受けています。
如意寺山門


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