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兵庫の旅と歴史
兵庫の旅    三木市

東光寺
とうこうじ
兵庫県三木市吉川町福吉261
Tel 0794-72-0180


 姑射山東光寺は高野山真言宗のお寺です。地元の人には「小屋寺(こやでらさん)」と親しみをこめて呼ばれています。神亀年間(724-728)に行基上人の手で建てられたといわれています。最盛期には広大な寺域に28もの寺院や塔頭があったといわれています。
 東光寺は桜と紅葉の名所としても知られています。本堂前の石段脇には、見事な桜の老木があります。本堂は、国の重要文化財に指定され、多宝塔は県指定有形文化財です。また銅鐘は三木市指定文化財です。

 東光寺の本堂は間口5間、奥行5間、単層の寄棟造りで、本瓦葺きです。密教本堂で、本尊は子安地蔵です。室町後期の永正14年(1517)以前に再建された建物です。
東光寺本堂
 本堂は和様を中心とし唐様、天竺様が交じった折衷様式です。全体的に落ち着いた佇まいの中、細部の建築技法は高度な仕上がりです。本堂は昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されています。また寄棟造り、板葺きの1間厨子と、棟札2枚が附指定で国の重要文化財に指定されています。
東光寺本堂

 東光寺の多宝塔は境内の奥の石段の上に建てられています。本堂と同じ頃の永正14年(1517)以前に再建された建物と思われます。多宝塔は兵庫県の有形文化財に指定されています。
東光寺多宝塔
 間口3間(約4m)、奥行3間の多宝塔で、上層の屋根は鉄板葺き、下層の屋根は本瓦葺です。高欄のない縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間連子窓、中備えは3間とも蓑束を用いています。高さ約13mというこの多宝塔は内部には四天柱があり、来迎壁を設け、須弥壇に五智如来像を安置しています。
東光寺多宝塔

 境内に残る鐘楼の銅鐘は三木市の指定文化財です。口径65.2cm、高さ114.1cm、竜頭高21.5cmで、慶長6年(1601)に奉鋳されています。
東光寺鐘楼


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