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京都の旅と歴史
京都の旅    亀岡市

延福寺
えんぷくじ
京都府亀岡市本梅町西加舎的場12
Tel 0771-26-3049


 延福寺は高野山真言宗のお寺です。久寿元年(1154)に文覚(もんがく)上人によって創建されたといわれる古刹です。鎌倉時代の正和元年(1312)に祐弁和尚によって荒廃していた寺が再興され、堂塔伽藍が整いました。
 鎌倉時代には花園天皇の勅願寺として、また加舎(かや)の薬師と呼ばれ近隣の信仰を集めました。貞享4年(1687)に火災で焼失していた本堂が再建され、薬師三尊、毘沙門天、花園天皇、阿弥陀如来の像が祀られました。本堂と大師堂はその後倒壊し、現在の堂は江戸時代の再建です。
 本堂から少し離れた二天門の上の急な石段を上ると鐘楼堂と、石塔があります。西加舎(かや)と呼ばれる山腹で、昔はここに多くの堂塔が建っていたそうです。石塔は南北朝時代の十三重塔で国の重要文化財に指定されています。


延福寺十三重塔(国重文)
 延福寺の石造十三重塔は高さ約2.7mの花崗岩の石塔です。相輪の上半分を失っていますが、趣があります。屋根は逓減が少なく、軒反りは穏やかで、力強さは無いものの優美な感じをだしています。「願主西願 延文三戊戌十月廿五日」の刻銘があり、室町時代初期の延文3年(1358)に建てられたことがわかります。延福寺十三重塔として昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定されています。
延福寺十三重塔



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