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京都の旅と歴史
京都の旅    木津川市

海住山寺
かいじゅうせんじ
京都府木津川市加茂町例幣(れいへい)海住山20 
Tel 0774-76-2256


 補陀洛山(ふだらくせん)海住山寺は恭仁宮跡の北約1kmにある海住山中腹にある真言宗智山派のお寺です。天平7年(735)、聖武天皇の勅願により東大寺の良弁僧正が一宇を建立し、十一面観音菩薩を安置して、藤尾山観音寺と号したのが始まりと伝えられています。
 保延3年(1137)の火災で諸堂は焼失し、廃絶しましたが、承元2年(1208)、解脱上人貞慶がこの観音寺跡に草庵を営み補陀洛山海住山寺と名づけて中興したということです。慈心上人覚真は先師の遺志をつぎ、寺観の整備に力をつくしました。
 国宝に指定されている五重塔はこの慈心上人によって建保2年(1214)に建てられた塔です。寺運は栄え、塔頭が58坊もありました。天正年間(1573-92)に豊臣秀吉の検地によって寺領を失い、現本堂を中心に整備されて現在にいたっています。
 広い境内には五重塔のほか、国の重要文化財に指定されている文殊堂をはじめ、本堂、奥之院、庫裏、納骨堂、開山堂、不動堂、鐘楼、子安堂、山門など寺観も整っています。本尊の木造十一面観音立像は像高189cm、平安時代造立の一木造りで、国の重要文化財に指定されています。


海住山寺五重塔(国宝)
 海住山寺の五重塔は建保2年(1214)、中興2世の慈心上人が解脱上人貞慶の一周忌供養のため建てられた塔です。高さ58尺(17.7m)、三間五重塔婆、本瓦葺きです。初重には裳階が付き、裳階の屋根は銅板葺きです。朱塗りの美しい塔ですが、現存する五重塔では室生寺に次いで2番目に小さいそうです。
海住山寺五重塔
 五重塔の内部はすべて金箔押しで各種の模様が施されているそうです。心柱が二重で止められている珍しい造りで、この方法では最古のものだといわれています。昭和27年(1952)に国宝に指定されています。
海住山寺五重塔

海住山寺文殊堂(国重文)
 海住山寺の文殊堂は間口3間、奥行2間、単層、寄棟造り、銅板葺きです。正面の中央間は板唐戸で、その両脇間は連子窓がはめられています。組物は平三斗で、中備には美しい意匠の蟇股が乗っています。正和元年(1312)の解脱上人貞慶の十三回忌の時に経蔵として建てられたようです。明治34年(1901)に国の重要文化財に指定されています。
海住山寺文殊堂

海住山寺鐘楼
 海住山寺鐘楼にある梵鐘は大永7年(1527)に丹治国忠により造られたもので、京都府の有形文化財に指定されています。除夜の鐘と特別法要の時に撞かれるそうです。
海住山寺鐘楼

海住山寺なすのこしかけ
 海住山寺には「願いを叶えるなすのこしかけ」があります。茄子の花は一つの無駄もなく実を結び、「成す」と語呂が同じで、縁起がいいものです。願いをこめて座り一心に祈念すると願いが叶うのだそうです。
なすのこしかけ



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