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京都の旅
木津川市
泉橋寺
せんきょうじ
京都府木津川市山城町上狛西下55
Tel 0774-86-2426
泉橋寺は泉大橋の西にある浄土宗のお寺です。僧の行基により、木津川に架けられた泉大橋を守護・管理するために建立されたお寺です。行基は生涯に49のお寺を造営したそうですがそのうちの一つと伝えられています。
聖武天皇による恭仁宮(くにのみやこ)が近くに造られ、平城京と恭仁宮を結ぶ交通の便を図るために泉大橋が建設されました。境内にある五輪塔は国の重要文化財に指定され、地蔵堂跡に露仏として鎮座する石造地蔵菩薩坐像は、日本一の石地蔵として有名です。
泉橋寺五輪塔(国重文)
泉橋寺の五輪塔は昔は光明皇后の遺髪塔といわれてきましたが、多くの遺骨が発掘されたことから、治承4年(1180)の平重衡(しげひら)の南都攻めの犠牲者の供養塔であると思われます。高さ2.75mの花崗岩で、室町時代前期に造られた塔です。昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定されています。
泉橋寺五輪塔
泉橋寺地蔵石仏
地蔵堂跡には高さ4.58mと日本一大きい地蔵石仏が露座のまま安置しています。永仁3年(1295)に石材が切り始められ、13年後の徳治3年(1308)に地蔵堂ができ、その時には地蔵石仏は完成していたと思われます。応仁の乱で、文明3年(1471)の兵火で石仏も被害を受け、頭部と両腕は元禄3年(1690)に修復されています。
泉橋寺地蔵石仏
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