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京都の旅と歴史
京都の旅    京田辺市

澤井家住宅
さわいけじゅうたく
京都府京田辺市大住岡村55
Tel 0774-62-0146


 京田辺市の大住部落で道路がクランクしているところに国重要文化財指定の澤井家の茅葺きの住宅があります。澤井家は近江の佐々木義賢の家来だったようです。佐々木氏が織田信長に敗れた後、慶長年間に大住で帰農しました。
 大住は三条東洞院にあった門跡寺院の曇華院宮(どんげいんぐ)の所領で、澤井家は享保17年(1732)からこの地の代官を務めました。元治元年(1864)の蛤御門の変で焼失した時、仮御所となっています。
 澤井家には、住宅建築の際の「普請願書」などの古文書が残っていて元文5年(1740)から翌年にかけて建て替えたことが判明しています。天井板の墨書にも大工半右衛門が澤井久左衛門の家を寛保元年(1741)に建てたことが記されています。


澤井家住宅(国重文)
 澤井家住宅主屋は間口20.2m、奥行12.6m、入母屋造り、茅葺きです。四面に庇が付いていて、その屋根は本瓦や桟瓦です。西面にL字型につながった間口9m、奥行6m、入母屋造り、茅葺きの建物があり、西面と北面に庇が付いていて、本瓦、桟瓦葺きの屋根があります。元文5年(1740)から寛保元年(1741)の建立で、昭和50年(1975)に国の重要文化財に指定されています。
澤井家住宅



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