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京都の旅と歴史
京都の旅    京丹後市

本願寺
ほんがんじ
京都府京丹後市久美浜町1
Tel 0772-82-0154


 霊鴫山本願寺は北近畿タンゴ鉄道久美浜駅の東、1km付近にあります。行基菩薩が巡錫の際、ここを訪れると一本の木に数多くの鴫が御経を唱えるよう鳴いているを見て霊地と悟り、その木から阿弥陀如来像と千体仏像を彫り込み安置したのが本願寺の始まりと伝えられています。
 平安時代、恵心僧都(比叡山延暦寺の高僧)が天橋立の文殊(智恩寺)に参拝に訪れた時、荒廃した本願寺再興の夢のお告げを得、堂宇を復興して天台宗のお寺にしたそうです。その後、寺運が隆盛し6坊を擁するようになります。
 建久3年(1192)には法然上人が領主の伊賀氏の招きでこの本願寺に滞在し、以後、浄土宗のお寺になったそうです。その間に、後白河法皇追善供養の大法会などが開かれたそうです。
 本尊の阿弥陀如来立像は後白河法皇の追善供養の際に造られた阿弥陀如来立像2体の内の1つで、鎌倉期の京仏師の手によるものだそうです。鎌倉時代の本堂は国指定重要文化財で、勅使門は京丹後指定文化財です。木造阿弥陀如来立像、絹本著色当麻曼荼羅図、本願寺文書は京都府指定文化財です。

本願寺本堂(国重文)
 本願寺の本堂は鎌倉時代後期(1275-1332)の建築で明治37年(1904)に国の重要文化財に指定されています。間口5間、奥行5間、単層、入母屋造り、檜皮葺きで平安時代の阿弥陀堂建築の名残を残す建物です。
本願寺本堂

本願寺勅使門
 本願寺の勅使門は後鳥羽天皇の勅使を迎えた門だといわれています。鎌倉時代の建物で京丹後市の有形文化財に指定されています。
本願寺勅使門



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