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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市東山区

豊国神社
とよくにじんじゃ
京都府京都市東山区大和大路通正面茶屋町530
Tel 075-561-3802


 豊国神社は京都国立博物館の北側にあります。豊臣秀吉を祀り、一般に「コウコクさん」の呼称で人々に親しまれている神社です。慶長3年(1598)に63才で亡くなった秀吉は後陽成天皇より正一位の神階と豊国大明神の神号を賜り、遺骸は遺命により阿弥陀ヶ峰の中腹に葬られました。 
 そこには壮大な豊国廟(豊国神社)が建立されました。しかし元和元年(1615)、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡すると、徳川家康は秀吉の神号を廃し、豊国廟も破却しました。秀吉の御霊は新日吉神社に移され、秀吉の遺体は山頂に残され、霊屋は朽ち果てるままに放置されました。
 慶応4年(1868)、明治天皇が大阪に行幸したとき、「皇威を海外に宣べ、数百年たってもなお寒心させる、国家に大勲功ある今古に超越するもの」であると賞賛し、豊国神社の再興を布告する沙汰書が下され、明治13年(1880)、明治政府が、現在ある方広寺大仏殿跡地に再興しました。


豊国神社唐門(国宝)
 石段を上がると豪華な唐門があります。南禅寺の塔頭・金地院にあったもので、豊国神社再建にあたって金地院から移築された門です。以心崇伝が寛永4年(1627)に江戸幕府から二条城の唐門を譲り受けたもので、その前は伏見城にあったものと伝えられています。
豊国神社唐門
 唐門は前後に唐破風がついた四脚門で、側面は入母屋造り、檜皮葺きの屋根です。部材は全て欅(けやき)で、西本願寺の国宝の唐門とよく似ています。欄間や扉の彫刻に桃山時代の華麗な意匠が施されています。豊国神社の唐門は昭和28年(1953)に国宝に指定されています。
豊国神社唐門



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