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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市伏見区

与杼神社(與杼神社)
よどじんじゃ
京都府京都市伏見区淀本町167
Tel 075-631-2061


 与杼神社(與杼神社)は淀城跡の北側に建てられています。淀地方唯一の式内社で三代実録に社名がみえる古社です。当初、水垂町に鎮座し、水垂(みずたれ)社、淀姫(よどひめ)社などと称し、桂川の水上運輸の守護神として人々から崇敬されていたそうです。
 明治10年(1877)与杼神社と改称し、明治33年(1900)、淀川改修工事のため現在地に移されています。祭神として、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、高皇産霊神(たかみおすびのかみ)、速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)を祀っています。
 僧の千観内供(せんかんないぐ)が応和年間(961-963)に肥前国(佐賀県)佐賀郡河上村にある與止日女(よどひめ)神社より、勧請したといわれています。境内には、国指定重要文化財の拝殿をはじめ、本殿、神輿庫、日大臣(ひだいじん)社、長姫(ながひめ)社、川上社、豊丸社などがあります。


与杼神社拝殿(国重文)
 与杼神社の拝殿は慶長12年(1607)に豊臣秀頼によって再建された建物で、昭和46年(1971)に国の重要文化財に指定されています。間口2間、奥行1間、単層、入母屋造り、妻入、こけら葺きです。拝殿は旧舞殿で簡素な意匠ではありますが、本殿とともに、桃山時代の特徴をよく示しています。
与杼神社拝殿

与杼神社本殿
 与杼神社の本殿は五間社流造りの比較的規模の大きな建物です。両端に納殿を付設した特異な形式で、彫刻装飾が多用されています。本殿は昭和46年(1971)に本殿内の木造狛犬一対とともに国の重要文化財に指定されましたが、昭和50年(1975)、未成年の花火で焼失してしまいました。現在の本殿は昭和55年(1980)に再建された建物です。
与杼神社本殿

大阪淀屋の高灯篭
 与杼神社境内には大阪の豪商・淀屋の高灯篭があります。初代岡本与三郎(淀屋常安)は淀出身でここに家や田も所有していたそうです。のちに財産没収所払いとされました。淀屋ゆかりの淀屋清兵衛(後期淀屋)が再興をはたし、この高灯篭を寄進したそうです。
淀屋高灯篭



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