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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市左京区

清流亭
せいりゅうてい
京都府京都市左京区南禅寺下河原町43ー5


 南禅寺の山門の北、碧雲荘の西に清流亭があります。塔頭の楞厳院があった場所といわれ、桜の名所として有名です。南禅寺一帯の別荘地開発を手がけた実業家・塚本與三次によって大正2年(1913)頃に庭園を囲むように建てられました。施工したのは数寄屋大工の上坂浅次郎と北村捨次郎で、作庭は小川冶兵衛です。
 琵琶湖疏水から引き入れたせせらぎから大正4年(1915)、東郷平八郎が「清流亭」と命名したそうです。大正14年(1925)この邸宅は2分割され西側は三菱財閥の岩崎小弥太邸、東側は近江長浜出身の実業家、下郷伝平邸に渡りました。現在は東側が清流亭になっています。
 表千家残月亭(ざんげつてい)を写した広間の「残月の間」を中心とした主屋は、様々な茶の湯の座敷を集成した建築で、吟味された材料と熟練した伝統技術を駆使して建てられています。主屋、寄付(よりつき)、立礼席(りゅうれいせき)が平成22年(2010)に国の重要文化財に指定されています。



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