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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市左京区

寂光院
じゃっこういん
京都府京都市左京区大原草生町676
Tel 075-744-2545


 寂光院の名で知られていますが、詳しくは清香山玉泉寺寂光院です。歴史が古く聖徳太子が推古2年(593)に用明天皇の菩提のために建てたと伝えられています。壇浦の戦いで破れ都に戻った平清盛の娘で安徳天皇の生母の建礼門院が出家して住んだ事で知られています。
 また建礼門院に仕えた阿波内侍が、里人の貢ぎ物の夏野菜を一緒に漬け込んだのが「しば漬」だということです。大原の山里に、まだ時の権力者であった後白河法皇が、建礼門院を訪ねられたのが平家物語の「大原御幸」の段で出てきます。これで 寂光院は一躍有名になりました。 
 本堂は慶長年間(1596-1615)に片桐且元が淀君の命により再建したものでした。平成12年(2000)5月9日の放火で焼失してしまいました。平成17年(2005)6月に再建され、新しく作られた本尊や徳子と阿波内侍の像も安置されています。
 旧本尊の木造地蔵菩薩立像は像高256.4cmで寛喜元年(1229)の作です。像内に3千体以上の地蔵菩薩の小像ほか、多くの納入品を納めていました。平成12年の火災で、本体は焼損しましたが、像内は無事で現在も「木造地蔵菩薩立像(焼損)」の名称で、像内納入品ともども国の重要文化財に継続して指定されています。



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