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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市右京区

福王子神社
ふくおうじじんじゃ
京都府京都市右京区宇多野福王子町52ー6
Tel 075-463-0937


 仁和寺の西500mに福王子神社があります。第58代光考天皇の皇后で、宇多天皇の母君の班子(はんす)女王が祭神として祀られています。前身は延喜式に名前が見える深川神社でしたが、応仁の乱(1468)で焼失し、宇多天皇が仁和寺を建てた時に仁和寺の鎮守神として建立したようです。
 応仁2年(1468)、戦乱により福王子神社は仁和寺とともに焼失し、以後、荒廃しました。寛永21年(1644)、徳川家光の寄進により、覚深法親王が仁和寺の伽藍を再建し、その時に福王寺神社も造営されました。
 現在の社殿は寛永の時のままであり、造営時の棟札が発見され、本殿、拝殿、鳥居が国の重要文化財に指定されました。毎年10月18日に行われる祭礼には、神輿が仁和寺で奉幣をうける慣わしが残されています。


福王子神社拝殿(国重文)
 福王子神社の拝殿は仁和寺諸堂ともに寛永年間頃(1624-1643)に建てられています。間口3間、奥行2間、単層、入母屋造り、銅板葺きで、間がすべて開放されている小規模で簡素な建物です。昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。
福王子神社拝殿

福王子神社本殿(国重文)
 福王子神社の本殿は仁和寺諸堂と同じ寛永21年(1644)に建てられています。正統的な手法で造られた銅板葺きの、一間社春日造りの建物です。昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。
福王子神社本殿

福王子神社鳥居(国重文)
 福王子神社の鳥居は仁和寺諸堂ともに寛永年間頃(1624-1643)に建てられています。形の整った石造明神鳥居で、昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。
福王子神社鳥居



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