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京都の旅と歴史
京都の旅    京都市右京区

渡月橋
とげつきょう
京都府京都市右京区


 嵐山の代表的な風景は渡月橋です。平安時代初期に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と感想を語ったことから「渡月橋」と呼ばれるようになったそうです。
 橋の長さは155mあります。現在の橋は洪水で流されたあと昭和9年(1934)に竣工し、平成13年(2001)3月にリニューアルされました。
 下を流れるのは大堰川です。上流は保津川、下流は桂川と呼ばれ、淀川に合流して大阪湾に注いでいます。江戸初期に角倉了以が渡月橋のすぐ上流に大きな「井堰」を築いて舟運の便を図ったので、この辺りを「大堰川」と呼ぶようになったそうです。
 仁明天皇の承和年間(834〜48年)の平安初期に道昌僧正が現在の渡月橋より200m上流の場所に橋を架けたそうです。この橋は葛野橋とか法輪寺橋ともいわれ天竜寺十景の一つに数えられていたそうです。
 天竜寺造営後、夢窓国師が更に大きな橋に架け替えましたが、応仁の乱で焼失したそうです。その後景徐という僧が勧進帳を作って橋を架けたのですが洪水で流失してしまったそうです。
 慶長年間(1596〜1615年に)嵯峨の富豪で度々登場する角倉了以が保津川を開き「井堰」を築いて舟運の便を図った時に現在の処に架け替えられのです。



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