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奈良の旅と歴史
三重の旅    名張市

赤目四十八滝
あかめしじゅうはちたき
三重県名張市赤目町長坂
Tel 0595-63-3004(日本サンショウウオセンター)


 赤目四十八滝は名張市の南西、奈良県境を流れる宇陀(うだ)川の支流、伊賀と大和の境を流れる滝川上流にある多くの滝の総称です。
 不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝の赤目五瀑を中心に多くの滝があります。このあたりは室生火山群に属し、溶結凝灰岩の柱状、板状節理が渓水に浸食され、奇岩、奇形の峡谷をなしています。
 「赤目」の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。
 一説には阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代、四十八願をたて五劫(ごこう)の思惟(しゆい)をこらし修行を成就したことからこの名がつけられたともいわれています。
 伊賀忍者の発祥の地は伊賀市であると思われていますが、支配的地位にあった上級の忍者の上忍三家は名張に拠点を置いていたそうです。
 ここから約3km西に今も伊賀忍者の祖、百地三太夫の屋敷が現存します。この地を修行の場として多くの忍者を輩出したことも伝えられています。赤目四十八滝は霊地として修行し、あるいは参拝する滝だったのです。


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