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奈良の旅と歴史
三重の旅    名張市

延寿院
えんじゅいん
三重県名張市赤目町長坂751
Tel 0595-63-7892


 黄龍山延寿院は天台宗のお寺です。神変菩薩役の役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したそうです。後にその不動明王を祀り赤目不動尊として行者の守り本尊とし、堂宇を建立したという言い伝えがあります。
 保安3年(1122)河内の僧、愛智房延僧により延寿院の前身、黄龍山青黄龍寺が創建されました。赤目峡谷は修験道の行場となり、青黄龍寺は修験者の参集場になったそうです。
 鎌倉以後、伊賀一国の納経所となり八坊伽藍が造られて隆盛を極めました。天正9年(1581)織田軍勢による伊賀攻め「天正伊賀の乱」で堂塔伽藍すべてが灰燼に帰しました。
 寛永13年(1636)津藩主の藤堂高次が目の病気にかかった時、不動の加護により回復したといわれ、藤堂家の祈願所となり寺領が寄進されたそうです。

 延寿院の石燈籠は徳治2年(1307)に造られたもので、2.27mの高さがあります。国の重要文化財に指定されています。また市指定文化財の十三重石塔や市指定天然記念物の菩提桜なども見逃せません。


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