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奈良の旅と歴史
奈良の旅    生駒郡斑鳩町

中宮寺
ちゅうぐうじ
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1−1−2
Tel 0745-75-2106


 法興山中宮寺(ちゅうぐうじ)は、法隆寺の東院伽藍の北東に接する門跡寺院です。聖徳宗に属し、本尊は如意輪観音です。開基は聖徳太子とされています。
 聖徳太子の母の穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう、第31代用明天皇の皇后)の御願によって、太子が西の法隆寺と対照的な位置に、太子の宮居斑鳩宮を中央にして創建されたようです。
 太子の斑鳩宮・岡本宮・葦垣宮の中間にあたるところから中宮寺と呼ばれたといわれています。
 平安時代には寺運衰退してましたが、鎌倉時代に興福寺の信如尼(しんにょに)が来住して、荒廃した寺を復興し、文永11年(1274)法隆寺の国宝「綱封蔵」から飛鳥時代に作られた国宝の天寿国繍帳(てんじゅこくしゅちょう)を発見したそうです。
 天文年間に伏見宮貞敦(さだあつ)親王の皇女尊智女王(そんちのおおきみ)が入寺され、慶長7年(1602)、慈覚院宮を門跡に迎え、それ以後は皇女が入寺する門跡寺院になり、中宮寺御所または斑鳩御所と呼ばれています。
 本堂には国宝の木造菩薩半跏像が安置されています。謎のアルカイックスマイル(古典的微笑)は、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと共に「世界の三微笑像」の1つの数え上げられています。


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