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奈良の旅と歴史
奈良の旅    奈良市

伝香寺
でんこうじ
奈良県奈良市小川町24
Tel 0742-22-1120


 伝香寺は天平宝亀6年(775)に鑑真の弟子、思託(したく)によって創建された実円寺が始まりだといわれています。天正13年(1585)に大和郡山城主の筒井順慶の母・芳秀尼の発願により、唐招提寺の泉奘(せんじょう)を中興開山に請じて再興、伝香寺と改め、筒井一族の菩提寺としたそうです。
 本堂西に接する収蔵庫には国の重要文化財に指定されている木造地蔵菩薩像が安置されています。鎌倉時代に流行した裸形像で、「はだか地蔵」とも呼ばれています。花びらが一枚ずつ散る「散り椿」は、東大寺開山堂の「糊こぼし」、白毫寺の「五色椿」とともに奈良3名椿に数えられています。


伝香寺本堂(国重文)
 伝香寺の本堂は間口3間、奥行3間、単層、寄棟造り、本瓦葺きで、正面に1間の向拝を付けています。天正13年(1585)に再建された建物で、本尊釈迦如来坐像を安置しています。 小堂ですが各部の様式や手法に安土桃山時代の特色を残しています。傳香寺本堂として明治39年(1906)に国の重要文化財に指定されています。
伝香寺本堂


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