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奈良の旅と歴史
奈良の旅    奈良市

蓮長寺
れんちょうじ
奈良県奈良市油阪町426
Tel 0742-22-3273


 光映山蓮長寺は日蓮宗のお寺です。開創年代は不明ですが、奈良時代の末頃といわれています。応仁2年(1468)に住持だった即俊が日蓮を霊夢に見て日蓮宗に改宗し、本圀寺11世の大聖院日尭を開山にして寺号を喜見院と改めました。文明元年(1469)本堂、番神堂を建立しましたが、元亀・天正の頃の火災で灰燼に帰しました。
  本国寺執事の喜見院日便らの力で承応2年(1653)本堂を移築し、庫裡、山門などを再建し、寺号も日蓮出家の時の名の「蓮長」を付けて光映山蓮長寺と改めました。本堂は大和郡山城主豊臣秀長が建立した「西岸寺」の本堂を移築したと伝えられていて、国の重要文化財に指定されています。


蓮長寺本堂(国重文)
 蓮長寺の本堂は間口19.9m、奥行18.6m、単層、入母屋造り、本瓦葺きで、正面に1間の向拝が付けられています。江戸時代前期の承応2年(1653)に移築されています。前面は吹放ち、その部分にも彩色を施しています。天井には天女、龍、鳳凰、迦陵頻伽などが描かれています。主要な部分に改造が少ない点も貴重で昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されています。
蓮長寺本堂


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