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奈良の旅
奈良市
垂仁天皇陵
すいにんてんのうりょう
垂仁天皇 菅原伏見東陵
すがわらのふしみのひがしのみささぎ
奈良県奈良市尼辻西町
近鉄橿原線尼ヶ辻駅のすぐ西に水を満々と湛えた濠を持つ御陵は、第11代垂仁天皇「菅原伏見東陵」、天辻宝来山(蓬莱山)古墳です。
全長227mの前方後円墳です。濠の南東部に浮かぶ小島は、垂仁天皇の命で常世の国へ不老不死の果物を探しに行った田道間守(たじまもり)の墓だといわれています。
田道間守は命を受けてから10年後、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)という橘の実を持ち帰りましたが、天皇はすでに崩御されていました。悲嘆にくれて死んでしまったそうです。それを哀れんでそばに葬られたとのことです。
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