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奈良の旅と歴史
奈良の旅    奈良市

正暦寺
しょうりゃくじ
奈良県奈良市菩提山町(ぼだいせんちょう)157
Tel 0742-62-9569


 正暦寺は菩提山龍華寿院と号し、菩提山真言宗の本山です。一条天皇の発願により、関白九条兼家(かねいえ)の子兼俊(けんしゅん)が正暦3年(992)に創建しました。治承4年(1180)の平重衡の焼き討ちで全山焼失して荒廃しました。
 健保6年(1218)に関白九条兼実の弟で興福寺別当の信円が再興しました。最盛期の室町時代中期には堂塔21、坊舎86の大寺になりました。戦国時代に兵火にかかり、明治の廃仏毀釈で衰退し、本堂、鐘楼、福寿院を残すのみとなっています。福寿院客殿・台所は国指定重要文化財です。


日本清酒発祥の地
 正暦寺には日本清酒発祥の地という石碑が建てられています。16世紀末に正暦寺で蒸米とこうじの両方に精白米を使った酒造りを初めて行いました。菩提泉(ぼたいせん)〉という名で世に出て瞬く間に広がりました。菩提泉は乳酸発酵を利用した菩提もと(ぼだいもと)という酒母製造法を開発、その技法はのちの生もと(きもと)のなかに受け継がれました。(もとの漢字は酉へんに元)
日本清酒発祥の地


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