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奈良の旅と歴史
奈良の旅    奈良市

東大寺
とうだいじ
奈良県奈良市雑司町406-1
Tel 0742-22-5511


 東大寺は聖武天皇の発願によって創建された華厳宗の大本山です。天平13年(741)聖武天皇は国分寺建立の詔(みことのり)を発しました。
 若草山麓に創建された金鐘寺が東大寺の起源であるといわれています。東大寺は全国の総国分寺(大和の国分寺も兼ねました)として「金光明四天王護国之寺」(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)と称しました。
 12万坪という広大な寺域には国宝や国の重要文化財に指定されている建物が24棟点在しています。当時の建物は正倉院、転害門、手向山八幡宮だけで、多くは鎌倉時代や江戸時代に再建されたものです。
 「大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきたお寺です。
 この奈良の大仏は天平15年(743)聖武天皇により大仏造立の詔は発せられ、天平勝宝4年(752)に天竺(インド)出身の僧・菩提僊那を導師として開眼供養が行なわれました。大仏殿や講堂などの伽藍が完成したのは延暦8年(789)といわれています。
 治承4年(1180)平重衝の南都焼き打ちで大半の堂塔を焼失、すぐに重源の勧進で復興しました。しかし永禄10年(1567)松永久秀の兵火にかかり再び伽藍が焼失しました。現在の伽藍は宝永6年(1709)に再建されたものが主になっています。
 東大寺では大仏創建に力のあった良弁、聖武天皇、行基、菩提僊那を「四聖(ししょう)」と呼んでいます。またこの東大寺は平成10年(1998)古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されています。


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