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奈良の旅
奈良市
東大寺・鐘楼
とうだいじ・しょうろう
奈良県奈良市雑司町406−1
Tel 0742-22-5511
東大寺の鐘楼は、東大寺境内の東方、若草山麓にあります。梵鐘は天平勝宝3年(751)の鋳造といわれています。高さ3.86m、口径2.71m、重さ26.3tの大鐘です。中世以前の梵鐘としては最大のものです。
鐘楼は承元年間(1207〜1210年)に東大寺の大勧進・栄西(ようさい)禅師により再建されたものと伝えられています。寛正6年(1465)に将軍足利義政について春日詣に来た僧蔭涼軒真蘂の日記、「蔭涼軒目録」に、南都八景(奈良八景)の第一として挙げられています。
鐘楼と梵鐘はともに国宝に指定されている。鎌倉時代の武将・朝比奈三郎が梵鐘を撞いたところ三日三晩、鐘の音がなりやまなかったという伝説が残っています。
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