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奈良の旅と歴史
奈良の旅    天理市

長岳寺
ちょうがくじ
奈良県天理市柳本町508


 釜口山(かまのくちさん)長岳寺は高野山真言宗のお寺です。天長元年(824)に淳和天皇の勅願により空海(弘法大師)が大和神社の神宮寺として創建したといわれています。釜口山上にあることから釜口大師の名で親しまれています。
 盛時には48もの堂宇が建ち並んでいたといわれますが、兵火と明治の廃仏毀釈で荒廃しました。関西花の寺25霊場の第19番札所で、日本最古の歴史の道といわれる山の辺の道のほぼ中間点に位置しています。
 本堂に安置されている本尊の阿弥陀三尊(阿弥陀如来と両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩)と、脇侍の多聞天と増長天は国の重要文化財に指定されています。建物では旧地蔵院、旧地蔵院持仏堂、楼門、五智堂が国の重要文化財に指定されています。


長岳寺旧地蔵院(国重文)
 長岳寺の旧地蔵院は室町時代の書院造りの様式を残しています。48坊あった塔中のうち、唯一残ったもので、現在は庫裏として使われています。間口19.3m、奥行12.9m、単層、切妻造り、杉皮葺きで、寛永7年(1630)に建てられています。玄関は唐破風造り、檜皮葺きです。旧地蔵院庫裏として昭和30年(1955)に国の重要文化財に指定されています。
長岳寺旧地蔵院

長岳寺旧地蔵院持仏堂(国重文)
 長岳寺旧地蔵院の持仏堂は庫裏に隣接し、延命殿とも呼ばれています。間口正面3間、背面2間、奥行2間、単層、宝形造り、檜皮葺きの建物で、江戸時代前期の寛永8年(1631)に建てられています。旧地蔵院本堂として昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定されています。
旧地蔵院持仏堂

長岳寺楼門(国重文)
 長岳寺の楼門は鐘楼を兼ねた入母屋造、こけら葺きの一間一戸楼門です。上層に鐘を吊った遺構のあるので鐘楼門とも呼ばれます。日本最古の鐘門であり、弘法大師当寺創建当初の唯一の建物といわれています。
長岳寺楼門
 上階は平安時代後期の応徳から治承年間(1086-1184)頃に建てられ、下階は桃山時代の天正から慶長年間(1573-1614)頃に再築のような大修理が行われたと推察されます。明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。
長岳寺楼門

長岳寺本堂
 長岳寺の本堂は天明3年(1783)に再建された建物です。ここには玉眼入りの本尊木造阿弥陀三尊像が安置されています。中尊と勢至菩薩の胎内に仁平元年(1151)の墨書銘があり、平安時代後期に造られています。これらの仏像は国の重要文化財に指定されています。
長岳寺本堂

長岳寺大門
 長岳寺の大門は寛永17年(1640)に再建された総門です。長岳寺の僧兵から、刀の出来をけなされた刀鍛冶が総門の肘木を一刀両断に切り落としたエピソードが伝えられています。以来、長岳寺の総門は肘切門と呼ばれるようになったといわれています。
長岳寺大門

長岳寺五智堂(国重文)
 長岳寺五智堂は長岳寺より西に1kmほど下った飛び地に建てられています。方一間、宝形造り、本瓦葺きの建物で、その形から傘堂とか真面堂(まめんどう)と呼ばれています。真ん中にある太い心柱は建物のほとんどの重量を支えています。明治41年(1908)に国の重要文化財に指定されています。
長岳寺五智堂


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