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奈良の旅と歴史
奈良の旅    大和郡山市

松尾寺
まつおでら
奈良県大和郡山市山田町683
Tel 0743-53-5023


 補陀洛山(ふだらくさん)松尾寺は真言宗醍醐派の別格本山です。大和小泉駅の北東3.5kmの矢田兵陵南端の松尾山(315m)の中腹に建てられています。天武天皇の皇子、舎人親王が養老2年(718)、42歳の厄除けと「日本書紀」編纂の完成を祈願して建立したと伝えられています。
 日本最古の厄除け寺といわれ、本尊は千手千眼観世音菩薩で、厄除けのほか開運、商売繁盛を祈祷する参拝客で賑わっています。本尊は毎年11月3日だけ開扉される秘仏となっています。中世以降は興福寺一乗院の支配下に属するとともに、法隆寺の別院とも称されました。
 境内には国の重要文化財の本堂をはじめ、本坊、三重塔、行者堂、阿弥陀堂、七福神堂、鐘楼、松尾山神社、北惣門、南惣門、宝蔵殿、十三重塔などが建ち並んでいます。七福神堂に安置されている木造大黒天立像(鎌倉時代)は日本3大黒の一つとして知られています。


松尾寺北惣門
 松尾寺の北惣門は駐車場の近くにある小泉方面からの参道の入口です。一間の薬医門で、門をくぐると108段の石段が本堂まで続いています。反対側に位置する正門の南惣門と法隆寺の間の参道は舎人親王伏し拝みの道と呼ばれているそうです。
松尾寺北惣門

閼伽井霊泉
 松尾寺の北惣門手前にある手水は閼伽井からの霊泉で「大和の名水100選」に選ばれています。この水は昔から松尾水(まつのおのみず)と呼ばれ、不老長寿、健康のために良いといわれています。1300年の昔から、松尾寺の本尊厄除観音に供えられています。
閼伽井霊泉

松尾寺本堂(国重文)
 松尾寺の本堂は間口5間、奥行5間、単層、入母屋造り、本瓦葺きで、室町前期の建武4年(1337)に再建された建物です。中世の大型仏堂の貴重な遺構で、和様を基調とした比較的簡素な建物ですが、大仏様の様式も取り入れられていて、新和様と呼ばれています。明治35年(1902)に国の重要文化財に指定されています。
松尾寺本堂

松尾寺三重塔
 松尾寺の三重塔は本堂のある中心伽藍より一段高い位置にあり、明治21年(1888)に再建された塔婆です。鬼瓦には正徳3年(1713)の銘があるものがあり、旧材も一部に使われています。軸部は基本的に和様です。初重の縁は擬宝珠勾欄、四方木階には登勾欄、2・3重には跳勾欄を廻らしています。
松尾寺三重塔

松尾寺七福神堂
 松尾寺の七福神堂には日本3大黒の一つといわれる木造大黒天立像が祀られています。像高99cm、鎌倉時代に造られた像で国の重要文化財に指定されています。脇侍に、金剛界・胎蔵界の両大日如来像が配置されています。
松尾寺七福神堂

松尾寺阿弥陀堂
 松尾寺の阿弥陀堂は行者堂、七福神堂の間に建てられています。入母屋造り、本瓦葺きの小堂で、江戸時代の中期頃に建てられました。阿弥陀如来と観音菩薩・勢至菩薩が祀られています。先祖の供養や水子供養などが行われています。
松尾寺阿弥陀堂

松尾寺行者堂
 松尾寺の行者堂には像高2mという日本で最大の役行者像が祀られ、その前には、前鬼・後鬼が、磐座には葛城七大童子が配されているそうです。毎日曜日には世界平和と諸願成就を祈願して堂内で護摩が奉修されます。毎年9月1日から7日の修験道まつり期間のみ公開されます。
松尾寺行者堂

松尾寺鐘楼
 松尾寺の鐘楼には「厄除の鐘」と呼ばれる梵鐘が吊下げられています。参詣客は年中自由に撞くことができますが、やくよけ除夜祭には長蛇の列ができるそうです。
松尾寺鐘楼

松尾寺十三重石塔
  松尾寺には鎌倉時代の十三重石塔が残されています。高さ342cmで、舎人親王の毛骨を納めたものと伝えられています。初層の軸部にウン、タラク(宝生)、キリク(阿弥陀)、アク(不空成就)の金剛界4仏の梵字が刻まれています。 相輪部は伏鉢、請花・九輪・水煙を一石から彫り上げています。
松尾寺十三重石塔

神霊石の大岩
 本堂のうしろに神霊石の大岩があります。不動明王三尊と役行者の石像が祀られています。大岩を巡って、西国三十三所松尾山石仏観音(ミニ霊場)があり、修験の山の様相を残しています。
神霊石の大岩


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