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奈良の旅と歴史
奈良の旅    大和郡山市

柳沢神社
やなぎさわじんじゃ
奈良県大和郡山市城内町本丸跡


 柳沢神社は大和郡山城内にあります。城主柳沢氏の氏神で五代将軍綱吉の老中であった家祖柳澤吉安とその長男柳澤吉里を祀っています。
 明治13年(1880)10月に旧藩士たちにより建てられたそうです。拝殿入口の扁額「柳澤神社」の文字は、有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)の筆だということです。
 拝殿は中間付拝殿で割拝殿と呼ばれます。本殿は銅板一間社流造で敷地は1583坪あります。柳沢吉保は第5代将軍徳川綱吉の幕臣となり元禄時代には大老格として幕政を主導した人物です。
 宝永6年(1709)綱吉が亡くなると甲府藩主であった徳川家宣が将軍になりました。吉保は家宣の後任として甲府藩(山梨県甲府市)15万石の藩主となりましたが隠居して長男の吉里に柳沢家の家督を譲りました。
 柳沢吉里は享保9年(1724)本多氏断絶の後を受けて、郡山へ移封しました。大和、近江、河内、伊勢四ヶ国で15万1288石を領しました。郡山藩初代城主は優れた文人でもあり、和歌は父吉保と共に北村季吟や霊元上皇の選を受けています。


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