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大阪の旅と歴史
大阪の旅       池田市

五社神社
ごしゃじんじゃ
大阪府池田市鉢塚2ー4ー28
Tel 072-761-7200


 五社神社は聖武天皇の神亀元年(724)に行基が多罹山若王寺を創建し、その鎮守社として建てられたと伝えられています。鎌倉時代に若王寺は真言宗に属し、社殿の背後の鉢塚古墳石室内に石造十三重塔を造立しました。金剛界五仏を本地仏とし、五社大明神と号したそうです。
 天正元年(1573)、織田信長による兵火で社寺ともに焼失し、天正17年(1589)、釈迦院の伝誉上人によって再建されています。明治初年の神仏分離で五社神社と改称し、明治5年(1872)村社に列しています。
 拝殿の後ろに鉢塚古墳があり、その巨大石室が五社神社の奥の院です。石室の全長は14.8m、玄室の長さは6.48m、高さ5.2m、幅3.2mです。羨道の長さは8.4m、高さは平均約2m、幅は平均1.8mの大型横穴式石室です。
 石室内奥壁の中央に国の重要文化財に指定されている石造十三重塔があります。右脇に不動明王を刻んだ板碑があり、左脇には地蔵菩薩像を彫り込んだ石像があります。


五社神社十三重塔(国重文)
 五社神社の十三重塔は昭和10年(1935)に重要美術品に認定され、昭和34年(1959)に国の重要文化財に指定されました。凝灰岩で造られていて、高さ5mもあります。
五社神社十三重塔
 相輪は後世に補修されていますが、それ以外は旧観をとどめ、笠石の最上部までよく造られています。一面を二区に分けて、格狭間を表し、塔身は薄く彫り沈めた月輪の中に金剛界四仏の種子を配しています。
五社神社十三重塔


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