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大阪の旅と歴史
大阪の旅       豊能郡能勢町

能勢妙見山・真如寺
のせみょうけんざん・しんにょじ
大阪府豊能郡(とよのぐん)能勢町(のせちょう)野間中661
Tel 072-739-0991


 能勢妙見山は日蓮宗のお寺で、「能勢の妙見さん」として知られています。北極星の神様である「妙見大菩薩」を祀り、源氏を祖とする能勢氏ゆかりの寺です。神仏習合時代の名残りで境内入口に鳥居があることなどから、能勢妙見宮とも呼ばれました。
 正式には「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」と称し、能勢町地黄にある真如寺の境外仏堂です。境外仏堂とは飛び地にある仏堂ですが、本寺の真如寺よりもはるかに多くの参詣者が集まります。
  妙見山の山頂には行基が建立したという為楽山大空寺がありました。鎌倉時代、源頼国を祖とする能勢氏が領主となりこの地に妙見菩薩を祀ったといわれています。その後、能勢頼次が領したが、織田信長、羽柴秀吉と争って領土を失ってしまいました。
 その後、頼次は徳川家康の家臣となり、武勲により能勢の地を回復し、旗本となりました。そして日蓮宗の日乾(後の身延山久遠寺21世)に帰依し、頼次自ら開基として開いた真如寺の開山にさせました。
 慶長8年(1603)に日乾の手によって新たな妙見菩薩像が彫られ、かつての自城であった為楽山城の跡地に仏堂を建立しました。これが現在の能勢妙見山で、能勢氏に庇護され多くの参詣者が訪れるようになり、関西身延とも呼ばれ、近畿の霊場として有名になりました。


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