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大阪の旅と歴史
大阪の旅    大阪市

一心寺
いっしんじ
大阪府大阪市天王寺区逢坂2−8−69
Tel 06-6771-0444


 坂松山高岳院一心寺(ばんしょうざん こうがくいん いっしんじ)は浄土宗のお寺です。浄土宗の開祖法然上人が開山したといわれています。
 文治元年(1185)、四天王寺の別当であった慈鎮(じちん)が、法然のために四間四面の草庵を建て「新別所」と称したのが始めであったそうです。後にそこは「源空庵」と称してそうです。
 慶長19年(1614)大阪冬の陣の時、一心寺の境内は徳川家康の本陣となったそうです。家康の四天王の1人本多平八郎忠勝の次男本多忠朝は酒に泥酔して不覚をとり真田幸村の軍勢に惨敗を喫しました。
 家康に「親にも似ぬ不出来物}と叱責されたため、翌年の大阪夏の陣では発奮し最前線で活躍し、壮烈なる戦死を遂げました。死に際に「戒むべきは酒なり、今後わが墓に詣でる者は必らず酒ぎらいになるべし」と言ったそうです。
 この本多忠朝の墓が一心寺にあり禁酒祈願をする人で絶えないそうです。禁酒や酒乱封じを祈願する人は、酒封じのしゃもじに住所と名前を書き、本多忠朝のお墓の周りに吊るしておくと、酒封じの効果があるそうです。
 また一心寺は骨仏の寺としてよく知られています。遺骨でつくった阿弥陀仏つまり骨仏が安置され、10年ごとに造立するそうです。


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