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大阪の旅と歴史
大阪の旅    堺市

南宗寺
なんしゅうじ
大阪府堺市堺区南旅篭町東3−1−2
Tel 072-232-1654


 龍興山南宗寺は弘治3年(1557)三好長慶が建立した臨済宗大徳寺派のお寺です。創建当時は壮大な寺院を造営し、著名な禅僧が来住して自由貿易都市として栄えた堺の町衆文化の発展に寄与しました。
 中でも、千利休の師である武野紹鴎(たけのじょうおう)は、大林宗套に参禅して「茶禅一味」の言葉をもらいわび茶を深めました。千利休も第2世笑嶺和尚に参禅しました。
 日常の俗世を離れて禅の修行に入ったような茶の湯の生活や、知識ではなく体で会得していく茶の湯の方法を確立し、茶人としての素養を深めました。
 天正2年(1574)の松永久秀の乱入や、慶長20年(1615)の大坂夏の陣の前哨戦で、堂宇はことごとく灰燼に帰しました。
 その後、慶長12年(1607)南宗寺の12世住職となった沢庵宗彭が元和5年(1619)この地に再興させました。13世住職清巌宗渭は正保4年(1647)山門(甘露門)を造営、承応元年(1652)に仏殿の建立に着手し、現在に至っています。
 山門(甘露門)、仏殿、唐門は国の重要文化財に指定されています。仏殿の天井一面には、どこから見ても睨んでいるように見えることからその名の付い狩野信政筆の「八方睨みの龍」が描かれています。


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