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大阪の旅と歴史
大阪の旅       豊中市

原田神社
はらだじんじゃ
大阪府豊中市中桜塚1−2−18
Tel 06-6852-4732


 原田神社の創建は、社伝によると、奈良時代以前の天武天皇の頃(672-686)にさかのぼるといわれています。古代には素戔嗚尊(すさのうのみこと)など五神を祀り祇園神社と称し、鎌倉時代以降には牛頭天王信仰と習合したそうです。
 室町時代には将軍足利家から神領として西牧六車の庄(桜塚・原田・曾根・勝部・走井・福井)の寄進をうけ、東は豊嶋郡榎坂村(吹田市)から、西は川辺郡富松村(尼崎市)にわたる72ヶ村の産土(うぶすな)神社となり、「西牧総社」と称し栄えました。
 天正6年(1578)に荒木村重の兵火にかかり、境内社の十二社殿本殿及び神宝などを除き全焼しました。仮殿を経て慶安5年(1652)、本殿などが再建されました。
 もとは祇園社(ぎおんしゃ)とも牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)とも呼ばれていましたが貞享5年(1688)に「原田大明神」の神号を得て現在の社名となりました。


原田神社本殿(国重文)
 原田神社の本殿は間口7.35m、奥行は身舎(もや)が2.07m、庇が1.74mです。全国的にも類例の少ない五間社流造り、檜皮葺きで、正面に千鳥破風と軒唐破風を付けています。棟札から慶安5年(1652)に建てられたことがわかっています。
原田神社本殿
 虹梁(こうりょう)の配置や身舎とのつなぎ方、妻飾などに配した邪鬼などの細部の形式意匠に特色があります。近世前期の五間社形式神社本殿として貴重なもので、平成5年(1993)に国の重要文化財に指定されています。
原田神社本殿

原田神社摂社十二神社本殿
 原田神社の摂社十二神社本殿は間口4.1m、奥行は身舎部で1.54m、庇部で1.08m、三間社流造りで、檜皮葺きです。桃山時代頃に建てられたとみられ、天正6年(1578)の兵火にも唯一免れた建物です。豊中市の有形文化財に指定されています。
摂社十二神社本殿

原田神社鳥居
 鳥居は、能勢街道に面した原田神社東側正面に建っています。鳥居は明神鳥居で、花崗岩で造られています。高さは5.97m、幅は7.727mあり、貞享5年(1688)に建てられています。
原田神社鳥居


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