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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    彦根市

清涼寺
せいりょうじ
滋賀県彦根市古沢町1100
Tel 0749-22-2776


 祥寿山清涼寺は彦根市の北東、佐和山の麓にある曹洞宗のお寺です。嘉永年間(1624-1633)に彦根藩2代藩主井伊直孝が父である井伊直政の墓所として、旧領であった上野国の叢林寺から愚明正察(ぐみょうしょうさつ)禅師を招いて開山したのが始まりと伝えられています。
 以来、歴代彦根藩主井伊家の菩提寺となり、崇敬庇護され繁栄しました。裏山の高台には旧藩主の宝篋印塔が6基並んでいます。諸国から高僧が招かれ住職を務め、厳しい修業道場として有名だったそうです。最盛期には200人の衆徒が蒔水の修行をしていたと伝えられています。
 佐和山城は関が原の合戦で敗れた石田三成の居城でした。境内は、三成の重臣・嶋左近の屋敷があったところです。本堂左のタブの木は嶋左近手植えのものと伝えられています。清涼寺の七不思議といわれる伝説があり、それらすべてが佐和山落城に関連するものばかりだそうです。


清涼寺本殿
 山門の奥正面に嘉永5年(1852)に建てられたという清涼寺の本殿があります。入り口が左に寄った左右非対称のつくりになっているのが特徴です。中には寺宝である歴代藩主の画像や狩野元信らの名画が所蔵されています。
清涼寺本殿

清涼寺客殿
 清涼寺の客殿は本堂手前の右手に建てられています。大きな切妻屋根に小さな屋根が乗っています。正面には立派な唐破風の車寄せが備えられています。井伊家の「井」の入っている鬼瓦や家紋である橘も随所に見受けられます。
清涼寺客殿

清涼寺座禅所
 清涼寺の座禅所では約80年間にわたって月例の坐禅会を開いているそうです。一般の人でも参禅できるそうです。井伊家は徳川幕府の重鎮であったので、全国から高僧が訪れ、修業道場として名声が高かったそうです。
清涼寺座禅所


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