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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    湖南市

長寿寺
ちょうじゅじ
滋賀県湖南市東寺5−1−11
Tel 0748-77-3813


 阿星山(あぼしさん)長寿寺は阿星山(あぼしやま)の北東麓にあります。常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれる天台宗の古刹です。常楽寺、善水寺とともに「湖南三山」と呼ばれています。創建ははっきりしませんが、奈良時代後期、聖武天皇の勅願によって良弁(ろうべん)によって開かれたと伝えられています。
 天平・奈良時代に、阿星山を中心に「阿星山三千坊」と呼ばれる寺が建ち並び、巨大な宗教圏を作っていたようです。山頂には阿星寺という中心的なお寺がありましたが、現在はありません。聖武天皇が、阿星山の南東に造った紫香楽宮の鬼門鎮護のお寺として長寿寺は常楽寺とともに繁栄しました。
 平安時代初期に中興されましたが、一時衰え、鎌倉時代初期には源頼朝が、室町時代には足利将軍家が諸堂を修築、造営したことが寺伝に記されています。柱に享徳3年(1454)の墨書がある三重塔がありましたが、織田信長が領主になると安土城の城内に創建されたハ見寺に移されてしまいました。
 長寿寺の山門をくぐり楓の並木を進むと、二手に分かれます。鳥居のある左側は長寿寺の鎮守社であった白山神社があります。参道の正面には寄棟造りの国宝・本堂が建てられています。本堂前には弁天堂があり、白山神社とともに国の重要文化財に指定されています。


長寿寺山門
 長寿寺の山門には「阿星山」という額が掲げられています。入ってすぐ右に入山料を徴収する受付があります。ここから本堂までの参堂には楓の並木が続いていて紅葉の時期はたくさんの人でにぎわいます。
長寿寺山門

長寿寺石造多宝塔
 長寿寺の石造多宝塔は参道からそれた本堂に向かって右側にあります。日本最大級石造多宝塔と案内されている聖武天皇の菩提を弔う鎌倉時代の石造物です。高さは3.6m余りあり、相輪が揃っていれば4mを優に超える花崗岩の巨塔です。湖南市の有形文化財に指定されています。
長寿寺石造多宝塔

長寿寺弁天堂(国重文)
 本堂手前の向かって右側に大きな池があり、池の中島に長寿寺の弁天堂が建てられています。弁天堂は間口1間、奥行1間、単層、入母屋造り、檜皮(ひわだ)葺きで、正面に軒唐破風を付けた小さな建物です。
長寿寺弁天堂
 長寿寺の弁天堂は規模は小さいのですが、仏堂としては本格的な建築で、優美な外観を持った建物です。古材の墨書銘から室町後期の天文19年(1550)造立とみられています。昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されています。
長寿寺弁天堂

長寿寺本堂(国宝)
 長寿寺の本堂は鎌倉時代初期に建てられたと推定される建物で明治31年(1898)に国宝に指定されています。間口5間、奥行5間、単層、寄棟造り、檜皮(ひわだ)葺きで、正面に3間の向拝を設けています。屋根は低く、廻廊が四方をぐるりと巡っています。
長寿寺本堂
 本堂の中は前方2間を外陣、後方3間を内陣とし、その境を格子戸と欄間で仕切っています。内陣の須弥壇上に、文明12年(1480)に造られた板葺きの一間造り春日厨子が置かれ、厨子内に本尊の子安地蔵尊と脇侍の聖観音・毘沙門天の3像が安置されています。厨子の左右には国重文の釈迦如来と阿弥陀如来坐像が安置されています。
長寿寺本堂


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