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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    草津市

芦浦観音寺
あしうらかんのんじ
滋賀県草津市芦浦町363ー1
Tel 077-568-0548


 芦浦観音寺は天台宗のお寺で宗教法人としての名称は「観音寺」です。草津市の北方、比叡山を望む琵琶湖畔近くにあります。聖徳太子が開基し、秦河勝(はたのかわかつ)が創建したと伝えられる名刹で、堀をめぐらせた白壁塀に長屋門がある城郭のようなお寺です。
 元亀2年(1571)の織田信長の比叡山焼き討ちの時も兵火を免れ、天正2年(1574)には寺を船奉行所に定められました。天正15年(1587)、9代目住職詮舜(せんしゅん)は秀吉に重用され、湖水奉行や地検奉行を任され、比叡山の再建に大きな役割を果たしました。また瀬田唐橋の増築の管理や、伏見城築城にも協力しました。
 観音寺には琵琶湖の湖上権を独占する特権が与えられ、一時は近江、山城の4万石の代官にもなっていました。境内は国の史跡に指定され、国指定重要文化財の阿弥陀堂、書院は室町時代の建物です。書院は貞享2年(1685)建立の徳川将軍家の休息所であった永原御殿を移築したものです。


芦浦観音寺阿弥陀堂(国重文)
 芦浦観音寺の阿弥陀堂は間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、檜皮(ひわだ)葺きの唐様仏殿です。天文2年(1553)、京都の普勧寺が廃寺になった時に移築された建物です。明治34年(1901)に書院とともに、国の重要文化財に指定されています。
芦浦観音寺阿弥陀堂


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