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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    草津市

伊砂砂神社
いささじんじゃ
滋賀県草津市渋川1ー11ー32
Tel 077-562-1725


 伊砂砂神社は草津駅の北東約1.5kmのところ、旧中仙道沿いにあります。創建年代は明らかではありませんが、応仁2年(1468)の棟札が残されているので社歴はかなり古いと思われます。須佐之男命・寒川比女命などを祭神として祀っています。
 古来、干天時に雨乞いをして霊験があったと伝えられ、雨乞いの神として、農耕に従事する人々から信仰されてきました。天大将軍社と呼ばれてきましたが、明治初年に伊砂砂神社と改称しています。


伊砂砂神社本殿(国重文)
 伊砂砂神社の本殿は近江の守護佐々木六角氏によって応仁2年(1468)に造営されたと思われます。一間社、流造り、檜皮(ひわだ)葺きの建物です。社殿内外ともに素木造りです。身舎柱(もやばしら)は円柱で漆喰塗りの亀腹上に立ち、三方に高欄を廻らし、脇障子で仕切られた珍しい社殿です。
伊砂砂神社本殿
 本殿の正面の浜床は狭く、向拝柱は角柱で、柱上斗拱などの仕組みはすっきりとしています。蟇股(かえるまた)には、宝相華唐草(ほうそうげからくさ)という文様の豪華な透し彫りが施されています。 彩色は無く、全体に細身の造りですが、量感のある建物で、室町建築の作風を伝えています。大正11年(1922)に国の重要文化財に指定されています。
伊砂砂神社本殿


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