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奈良の旅と歴史
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金森懸所
かねもりかけしょ
滋賀県守山市金森町756
Tel 077-582-2086 善立寺


 金森懸所は守山市街の西のはずれにあります。懸所とは、錫杖をかけて滞留するという意味で、法主巡化の際などに駐留、休泊する所をいいます。また地方の別院、説教場なども懸所といいました。金森懸所は蓮如が石山本願寺から金森に逃れ、浄土真宗再興の本拠としたところです。
 蓮如は、宗祖親鸞(1173-1262)の念仏の教えを伝え、守山や堅田には大勢の信徒を持っていました。寛正6年(1465)、京都の石山本願寺が延暦寺の山門宗徒に焼き打ちされた時、蓮如は金森に逃れました。熱心な信者であった川那部弥七郎道西の道場に落ち延び、3年間ここで逗留し、熱心に布教しました。
 元亀元年(1570)から翌年にかけ、金森懸所は織田信長に抵抗する金森一向一揆の拠点となっています。金森懸所は金森御坊ともいわれ、境内には本堂、庫裏、山門のほか、国指定重要文化財の懸所宝塔が建てられています。


懸所宝塔(国重文)
 懸所宝塔は金森懸所の本堂の左側に安置されています。宝塔の高さは3.13m、江戸時代に他のところから移されたもので、鎌倉後期の石造宝塔です。基礎に、方形の4つの石をすえて側面に孔雀を刻み、その上に塔身を置き、さらに屋根石、相輪部も完存しています。大正14年(1925)に国の重要文化財に指定されています。
懸所宝塔


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